附属書 A.6

AIシステムのライフサイクル

AI system life cycle

目的:責任あるAIシステム開発のための目的とプロセスを定め、要求事項の定義から設計・開発・検証・展開・運用・記録までの各段階を管理すること(概要)。

このグループには 9 項目があります。各項目から原文・日本語訳・解説・実務/監査のポイントを確認できます。

A.6.1 AI開発のための経営の手引

A.6.2 AIシステムのライフサイクル

A.6.2.2 AIシステムの要求事項及び仕様 AI system requirements and specification AIシステムを新たに作るとき・大きく変えるときに、何をすべきか(すべきでないか)を要求仕様として文書化します。 A.6.2.3 AIシステムの設計及び開発の文書化 Documentation of AI system design and development AIシステムをどう設計・構築したか(モデル選定、学習方法、アーキテクチャ、トレードオフの判断等)を、要求仕様と追跡可能な形で記録します。 A.6.2.4 AIシステムの検証及び妥当性確認 AI system verification and validation 「仕様どおりに作れているか(検証)」と「利用者のニーズを満たすか(妥当性確認)」を確認する方法と合格基準を決めます。 A.6.2.5 AIシステムの展開 AI system deployment 本番リリース前に展開計画を作り、リリース基準(テスト合格、性能指標、ユーザテスト、承認)を満たしていることを確認してから公開します。 A.6.2.6 AIシステムの運用及び監視 AI system operation and monitoring 本番稼働中のAIについて、性能監視(精度劣化・データドリフト等)、障害対応、更新、サポート体制を定めます。継続学習するAIは特に注意が必要です。 A.6.2.7 AIシステムの技術文書 AI system technical documentation 利用者・取引先・規制当局など、相手ごとに必要な技術文書(仕様、制限事項、性能、データ等)を決めて、適切な形で提供します。 A.6.2.8 AIシステムのイベントログの記録 AI system recording of event logs AIシステムの入出力や判断のログを、どの段階で(少なくとも利用中は)記録するかを決め、追跡可能性を確保します。